大熊町に商業施設オープン=飲食店など、避難解除後初―福島

社会

東京電力福島第1原発事故の避難指示が一部で解除された福島県大熊町で5日、飲食店や日用雑貨店など9店舗が入る商業施設がオープンした。2019年4月の避難解除後、公設民営の複合施設の開所は初めて。住民帰還の課題となっていた買い物環境が向上する。

商業施設には飲食店4店舗のほか、コンビニや美容室も入居。近くの災害公営住宅で暮らす山本重男さん(71)は「ちょっとした買い物や散髪で隣町に出掛けていたので助かる」と話した。

事故前から町内で営業していた7店舗が帰還した。喫茶店「レインボー」では、開店と同時に当時の常連客が次々に訪れた。笑顔で会話を交わした店主の武内一司さん(67)は「(散り散りになった町民の)交流の場をつくりたいと思って戻ってきた」と力を込めた。

飲食店など9店舗が入る商業施設の開所式=5日午前、福島県大熊町飲食店など9店舗が入る商業施設の開所式=5日午前、福島県大熊町

オープンした商業施設に入る喫茶店「レインボー」で、利用客と談笑する店主の武内一司さん(右)=5日午前、福島県大熊町オープンした商業施設に入る喫茶店「レインボー」で、利用客と談笑する店主の武内一司さん(右)=5日午前、福島県大熊町

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 社会一般 社会 日本 東北 福島県