菅首相、処分方針「近日中判断」=13日にも原発処理水で閣僚会議

政治・外交

菅義偉首相は7日夕、首相官邸で全国漁業協同組合連合会の岸宏会長と会談し、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方針について意見交換した。首相は会談後、記者団の取材に応じ、処分方針を「近日中に判断したい」と表明。一方、岸会長は政府が目指す海洋放出に「絶対反対との考えはいささかも変わらない」と強調した。政府は13日にも加藤勝信官房長官をトップとする関係閣僚会議を開く。

政府は処理水を人体に影響が出ないレベルまで薄めて海に流す方法を検討しており、関係閣僚会議で正式決定したい考え。首相は岸会長と直接話し理解につなげる狙いだったが、両者の深い溝が改めて浮き彫りとなった。

東京電力福島第1原発の敷地内に並んだ処理水を保管するタンク。右奥は5、6号機の原子炉建屋=2月14日、福島県上空(時事通信チャーター機より)東京電力福島第1原発の敷地内に並んだ処理水を保管するタンク。右奥は5、6号機の原子炉建屋=2月14日、福島県上空(時事通信チャーター機より)

記者会見する梶山弘志経済産業相(奥)=7日午後、東京・霞が関記者会見する梶山弘志経済産業相(奥)=7日午後、東京・霞が関

記者団の質問に答える菅義偉首相=7日午後、首相官邸記者団の質問に答える菅義偉首相=7日午後、首相官邸

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