ロボットPCR、本格運用=感染リスク低減―新型コロナ

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新型コロナウイルスのPCR検査を全自動で実施するシステムが藤田医科大(愛知県豊明市)に設置され、3月から本格的な運用が始まった。作業はロボットが行うため、検査技師らの感染リスクが大幅に低減。「第4波」が懸念される中、同大の伊藤弘康教授は「感染対策で疲弊する医療従事者の負担軽減につながる」と期待を寄せる。

システムは川崎重工業が開発。幅2.5メートル、長さ12.2メートルのコンテナに収められ、13基のロボットアームを備えている。

検体を受け入れ口にセットすれば、全ての工程が自動で進められ、結果判明までの所要時間は80分を目標としている。コンテナ内に人は一切立ち入らないため、感染リスクが低減されるという。

検査能力は1日最大2500件。同大は、実際の検体を用いて検査精度を確認したところ、結果は良好だったとしている。

新型コロナウイルスのPCR検査を全自動で行うコンテナ内に設置されたロボットアーム。薬剤を注入する作業などを担う=3月25日、愛知県豊明市新型コロナウイルスのPCR検査を全自動で行うコンテナ内に設置されたロボットアーム。薬剤を注入する作業などを担う=3月25日、愛知県豊明市

ロボットを駆使して全自動でPCR検査ができる装置が収められたコンテナ=3月25日、愛知県豊明市の藤田医科大ロボットを駆使して全自動でPCR検査ができる装置が収められたコンテナ=3月25日、愛知県豊明市の藤田医科大

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