衆院解散、総裁選前想定か=菅首相「勝たねば続かぬ」

政治・外交

【ワシントン時事】米ワシントンを訪問中の菅義偉首相は16日(日本時間17日)、秋の自民党総裁選に再選を目指して出馬するかどうかに関し、「政治家は(衆院を)解散して勝たなければ続かない。いろんな条件があるだろう」と述べた。総裁選前の衆院解散・総選挙を想定していることを示唆した発言だ。同行記者団の質問に答えた。

首相は同時に、初会談したバイデン米大統領について「一緒にやりたい人、という思いはものすごく強く持っている」と語り、衆院選に勝利して首相を続投することに強い意欲をにじませた。

野党が内閣不信任決議案を国会に提出すれば解散の「大義」になるか問われたのに対し、首相は「提出した場合は基本的にそうではないか」と改めて指摘。新型コロナウイルスのワクチン接種会場と投票所として使う施設が重なるため衆院選は当面難しいとの見方に関しては、「(重複する施設は)私自身が考えているより全然少なかった」と述べ、足かせにならないとの認識を示した。

ただ、首相は解散について「まずはコロナ対策をやり遂げたい。コロナ対策をしっかりやることが大前提だ」と重ねて強調。「国民が今一番関心があるのはコロナだ」とも語った。

首相官邸に入る菅義偉首相=15日、東京・永田町首相官邸に入る菅義偉首相=15日、東京・永田町

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