日本人記者に「偽情報容疑」=刑務所で拘束―ミャンマー

社会

【バンコク時事】国軍がクーデターで権力を握ったミャンマーで18日夜、最大都市ヤンゴン在住の日本人ジャーナリスト、北角裕樹さん(45)が治安当局に逮捕された。在ミャンマー日本大使館によると、虚偽のニュースを流布した刑法違反の疑いを掛けられた。北角さんは市内のインセイン刑務所で拘束されており、大使館が解放を求めている。

大使館によると、北角さんはヤンゴンの自宅アパートで拘束された。現場では車両で連行される様子が目撃されている。当局は北角さんにけがはないと説明しているという。

北角さんは2月26日にも、国軍のクーデターに抗議するデモを取材中に拘束された。この時はその日のうちに解放された。北角さんはその後もインターネット交流サイト(SNS)などを通じ、情報発信を続けていた。どの情報が虚偽に当たると判断されたのかは明らかではない。

国連事務総長報道官は今月15日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の情報として、ミャンマーで2月1日のクーデター後、ジャーナリスト71人が連行され、半数以上が拘束されたままだと指摘した。ミャンマーの人権団体、政治犯支援協会は「ジャーナリストへの圧力は強まっている」と懸念を示している。

ミャンマー国軍に対する抗議デモの現場に到着した警察=12日、ヤンゴン(AFP時事)ミャンマー国軍に対する抗議デモの現場に到着した警察=12日、ヤンゴン(AFP時事)

北角裕樹さん北角裕樹さん

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