わいせつ歴の一元管理を=子ども被害防止へ自民提言

政治・外交

自民党行政改革推進本部長を務める棚橋泰文元科学技術担当相は22日、菅義偉首相と首相官邸で会談し、性犯罪や性暴力を犯した人が教職員や塾講師の職に就くのを防ぐため、個人のわいせつ行為歴をデータベースで一元管理する「わいせつ行為歴照会制度」の創設を求める提言書を手渡した。首相は「速やかに検討したい」と前向きな姿勢を示したという。

棚橋氏によると、首相は「一日も早く子どもを性暴力から守る環境をつくらなければいけない」と強調。党内で検討が始まった「こども庁」新設が実現した場合、こども庁に制度を担わせたいとの考えも示した。ただ、制度の導入には、わいせつ行為歴のある人の社会復帰を阻害しかねないとの反対論もあり、議論を呼びそうだ。

提言を菅義偉首相に提出した後、質問に答える自民党行政改革推進本部の棚橋泰文本部長(中央)ら=22日午後、首相官邸提言を菅義偉首相に提出した後、質問に答える自民党行政改革推進本部の棚橋泰文本部長(中央)ら=22日午後、首相官邸

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