東京の転入超過、9割減=コロナ影響、20年度は7537人―総務省

政治・外交

総務省は27日、3月の住民基本台帳人口移動報告を発表した。東京都への転入者が転出者を2万7803人上回り、9カ月ぶりに転入超過となった。ただ、超過数は前年同月の4万199人から縮小。2020年度全体で見ると、都の転入超過は7537人で、19年度の8万3455人から約9割減少した。

3月は進学や就職に伴う人の移動が最も多い。同月、都へ転入した人は前年同月比5.5%減の9万7325人、転出した人は同10.6%増の6万9522人だった。

20年度の都からの転出者の行き先は、神奈川県が9万4977人と最も多く、埼玉県7万6942人、千葉県5万8150人などが続いた。

総務省の担当者は「(新型コロナウイルス流行を背景に)通勤する必要性の低下から、都心から近隣県の郊外への住み替えの動きが起きている可能性も考えられる」と分析する。

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