国民投票法「早急に審議、採決を」と自民=参院憲法審、3年ぶり討議

政治・外交

参院憲法審査会は28日午前、今国会初の審査会を開いた。実質的な憲法論議は2018年2月以来、3年2カ月ぶり。自民党の石井正弘氏は、衆院憲法審で審議中の国民投票法改正案について「参院に送付されたあかつきには、速やかに審議を行った上で採決すべきだ」と訴えた。

同党は大型連休明けの早い時期に改正案の衆院通過を図る構え。同日の参院憲法審は、付託に備えて環境を整備する狙いがある。

公明党の西田実仁氏、日本維新の会の松沢成文氏も早期成立を主張。国民民主党の矢田稚子氏は、改正案の課題を指摘しつつも、採決は容認した。

これに対し、立憲民主党の小西洋之氏は「CM規制の議論を放置しての改正は許されない」と反論。「投票環境を後退させる欠陥法」として撤回、修正を求めた。共産党の山添拓氏は「国民が改憲を求めない中、審査会を動かす必要はない」と述べた。

3年2カ月ぶりに実質討議が行われた参院憲法審査会=28日午前、国会内3年2カ月ぶりに実質討議が行われた参院憲法審査会=28日午前、国会内

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