上与那原、かみしめた銅=陸上〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

上与那原寛和(SMBC日興証券)は二つ目の銅メダルの喜びを静かにかみしめた。男子1500メートル(車いすT52)で序盤から3番手を保ったレースを終えると、「伊藤(智也)さんの分まで背負って頑張れた」と仲間への思いが口をついた。

伊藤は大会直前に障害の軽いT53クラスへ変更され、同クラスの400メートル予選を踏まえても決定は覆らなかった。上与那原は2008年北京大会前から合宿をするライバルと1500メートルも走れず「残念」。ともに日の丸を掲げる目標を果たせなかった無念がにじんだ。

北京大会のマラソン銀メダルから13年。東京ではトラック種目で表彰台に2度上がり、タイムも伸びている。50歳は「まだ若い人にも負けていない。できるところまで」と先を見据えた。(了)

陸上男子1500メートル(車いすT52)で銅メダルを獲得した上与那原寛和=29日、国立競技場陸上男子1500メートル(車いすT52)で銅メダルを獲得した上与那原寛和=29日、国立競技場

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