IOC前会長のジャック・ロゲさん死去、79歳=東京五輪の開催決定を発表

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【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)会長を2013年まで12年間務めたジャック・ロゲさん(IOC名誉会長)が死去した。79歳だった。IOCが29日に発表した。

1942年生まれ。ベルギー・ヘント出身の整形外科医。ヨット選手として68年メキシコ五輪から3大会連続で五輪に出場し、ラグビーでもベルギー代表としてプレー。ベルギー・オリンピック委員会、欧州オリンピック委員会で会長を歴任。IOCでは91年から委員、98年から理事を務め、2001年に第8代会長に就任した。13年IOC総会では東京五輪の開催決定を発表した。

前任のフアン・アントニオ・サマランチさんの下で過度に商業化した五輪の規模を抑制するため、夏季大会の参加選手数は1万500人、競技数は28、種目数は約300を上限と定めたが、最大の懸案である開催費用の増加は止められなかった。

ドーピング対策では検査数を飛躍的に増やしたほか、検体を8年間保存して最新の検査方法で再検査する手法を導入した。若手選手の国際交流や文化教育を理念としたユース五輪を創設するなど、クリーンなイメージづくりにも力を尽くした。

IOCによると、葬儀は近親者のみで行い、年内に追悼式が催される予定。 (了)

IOC総会で、2020年五輪の東京開催を発表するロゲ会長(当時)=2013年9月、ブエノスアイレス(EPA時事)IOC総会で、2020年五輪の東京開催を発表するロゲ会長(当時)=2013年9月、ブエノスアイレス(EPA時事)

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