木村と富田、ワンツー期待=3日の男子100バタ―パラ競泳〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

競泳最終日の3日に行われる男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)では、日本選手のワンツーフィニッシュが期待される。4大会連続出場のエース木村敬一(東京ガス)と、初出場の富田宇宙(日体大大学院)。日本勢2人が金メダルに最も近い位置にいる。

30歳の木村にとって金は悲願だ。前回大会までに銀3個、銅3個を獲得したが、頂点には手が届いていない。

強いこだわりは、今大会に臨む姿勢に表れている。最初の種目の200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)。5位で終えると「(50メートルの)個人メドレーのバタフライを泳ぐというより、100メートルを想定して上げていった。後半そのダメージが来た」と振り返った。本命以外は金へのステップという意識で調整。「今回は数よりも金メダルと思っている」

富田は初の舞台で既に銀1個、銅1個を獲得した。木村より2歳上だが、パラ競泳の世界に入ったのは大学卒業後。その頃既に木村は日本代表で活躍しており、雲の上の存在だった。

今年のベストタイムでは木村が約1秒速く、追う立場の富田は「ワンツーフィニッシュを目指したい。最後までデッドヒートを演じられたら」と健闘を誓う。メダルラッシュが続く日本競泳陣。有終の美を飾るにふさわしいレースを2人が見せてくれそうだ。(了)

競泳男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)決勝で力泳する木村敬一=8月30日、東京アクアティクスセンター競泳男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)決勝で力泳する木村敬一=8月30日、東京アクアティクスセンター

競泳男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)決勝で力泳する富田宇宙=8月30日、東京アクアティクスセンター競泳男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)決勝で力泳する富田宇宙=8月30日、東京アクアティクスセンター

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