深夜の銅メダルマッチ制す=40歳菅野・54歳諸石組、感涙―車いすテニス〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

車いすテニスの菅野浩二(リクルートオフィスサポート)諸石光照(EY Japan)組が新たな歴史を刻んだ。混合上下肢障害ダブルスで深夜に及んだ英国ペアとの3位決定戦を制した。2004年アテネ大会から採用されたこの種目で日本勢初のメダル。最後は抱き合い、歓喜の涙も見せた。

雨による中断を挟み、午後11時半前に屋外コートから屋根付きのセンターコートに移して再開された試合はフルセットまでもつれた。相対的に握力がある40歳の菅野が車いすを動かしてつなぎ、ギラン・バレー症候群による後遺症がある54歳の諸石は、安定感のあるプレーに加え、懸命に前に出てからボレーを決める力強さも示した。

勝負は日付をまたぎ、2日の午前2時ごろに決した。両国の関係者らが拍手で熱戦を演じた4人をねぎらった。初出場だった菅野は「長い長い一日。いろんな人の思いがあって取れた」と言えば、3度目の出場でメダリストになった諸石は「待ち時間も長く、メンタル的にもやられたが、銅メダルを取れたことで帳消しになった」。しみじみと語った。(了)

1日から2日未明にかけて行われた車いすテニス混合上下肢障害ダブルス3位決定戦で英国ペアを下し、銅メダルを獲得した菅野浩二(右)、諸石光照組=2日、有明テニスの森公園1日から2日未明にかけて行われた車いすテニス混合上下肢障害ダブルス3位決定戦で英国ペアを下し、銅メダルを獲得した菅野浩二(右)、諸石光照組=2日、有明テニスの森公園

1日から2日未明にかけて行われた車いすテニス混合上下肢障害ダブルスの3位決定戦でプレーする、菅野浩二(右)、諸石光照組=2日、有明テニスの森公園1日から2日未明にかけて行われた車いすテニス混合上下肢障害ダブルスの3位決定戦でプレーする、菅野浩二(右)、諸石光照組=2日、有明テニスの森公園

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