アマゾンクラウドで一時障害=航空やネット証券に影響

経済・ビジネス

米アマゾン・ドット・コム傘下のクラウドサービスで2日、接続障害が一時発生した。全日本空輸では、羽田空港でチェックインができなくなり、国内線の一部が遅延。インターネット証券各社では株価表示が遅れるなどのトラブルが起き、国内のネットサービスに広く影響が及んだ。

アマゾン子会社「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」によると、機器の故障が原因で午前7時半ごろから、一部で専用ネットワークに接続しにくい状態となった。障害は午後1時40分ごろまでに復旧した。

全日空では2日午前11時半ごろから羽田空港で一時的にチェックインができなくなり、国内線17便に最大13分の遅れが生じた。日本航空では貨物システムの作動が遅くなったが、運航への影響はなかったという。

金融機関のオンラインサービスにも影響が広がった。SBI証券では、顧客が取引画面にログインしづらくなるなどの問題が起きた。楽天証券や松井証券、マネックス証券などでも株価情報の表示に不具合が発生。三菱UFJ銀行やみずほ銀行では、アプリがつながりにくい状態となった。

一方、NTTドコモは、ポータルサービス「dメニュー」などが影響を受けた。KDDIも決済サービス「au PAY(エーユーペイ)」への残高のチャージ(入金)がしにくくなった。ただ、通話や通信サービスに影響はなかった。

官公庁では、気象庁でホームページの気象情報データの更新が通常よりも時間がかかる状態になった。

米アマゾンのロゴ(EPA時事)米アマゾンのロゴ(EPA時事)

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