新種目リレーでメダルを=タッチワークがカギ―陸上〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

陸上の新種目、混合400メートルリレー(ユニバーサルリレー)が3日に行われる。さまざまな障害のある男女が協力して走り、陸上ではただ一つの団体種目。2019年4月からチームを編成してきた日本は、タッチワークを磨いてメダル獲得を目指す。

ユニバーサルリレーは異なる障害の男女2人ずつがチームを組む。視覚障害、義足または機能障害、脳性まひ、車いすの順に100メートルずつ走り、男女の配置は自由。バトンパスの代わりに、体の一部にタッチして走者が交代する。

五輪の400メートルリレーで日本男子がバトンパスでタイム短縮を図ったのに倣い、パラでも走力が他国より劣る中で「つなぎ」の部分を強化した。高野大樹コーチは「タッチワークで勝負しなければいけない。弱気になって安全なタッチをしても負けるだけ」と語る。

19年11月の世界選手権。日本は脳性まひの第3走者が、スタートを切っていた車いすの第4走者に追い付けず、予選で失格した。海外チームとの対戦はそれ以来。メンバーは一部入れ替わったが、科学スタッフが蓄積してきたデータがあり、日本パラ陸上競技連盟は本番での躍進に期待する。

メンバーは個人種目の結果を考慮して直前に決めるといい、「予選と決勝で代わる可能性もある」(高野コーチ)。第1走者としての出場が濃厚な沢田優蘭(マッシュホールディングス)は女子100メートル(視覚障害T12)で予選と準決勝を走り、「レースを重ね、かなりリラックスしてスタートラインに立てると思う」と自信をのぞかせた。(了)

パラ陸上日本選手権のユニバーサルリレーで、村岡桃佳(左、車いすT54)にタッチする高松佑圭(脳性まひT38)=3月21日、東京・駒沢陸上競技場パラ陸上日本選手権のユニバーサルリレーで、村岡桃佳(左、車いすT54)にタッチする高松佑圭(脳性まひT38)=3月21日、東京・駒沢陸上競技場

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