東証、株取引の30分延長検討=24年にも、午後3時半まで

経済・ビジネス

東京証券取引所が、株式市場の1日の現物取引の終了時刻を「午後3時」から「午後3時半」へ30分延長する方向で検討に入ったことが3日、分かった。2024年にも予定する株式取引システムの更新に合わせて実施することを目指し、詳細を詰める。投資家の利便性を高め、東京株式市場の活性化につなげる狙い。

東証が午後の取引終了時刻を延長すれば、「午後2時」から「午後3時」になった1954年以来、約70年ぶりとなる。午前の取引終了時刻は2011年に「午前11時」から「午前11時半」に延長している。

市場関係者や有識者を交えた作業部会で延長幅を検討しており、今年10月をめどに一定の結論を出す予定。延長幅を数時間とする案もあるが、30分にとどめる方が証券会社などの負担が小さいとの意見が強まっている。

東証は昨年10月、システム障害で全銘柄の売買を終日停止した。再発防止策の検討過程で、障害発生時でも取引再開後に十分な取引時間を確保する観点から、延長をめぐる議論が本格化した。

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