富田、気持ち新たに=好敵手とワンツー―競泳〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で2位となった富田宇宙(日体大大学院)。ライバルであり、仲間でもある木村敬一(東京ガス)とワンツーフィニッシュに涙を流した。「アスリートとして失格かもしれないけど、彼が金を取って本当にうれしい。努力とすごさを近くで見てきた」。自分のことのように喜んだ。

もともと競泳選手だったが、高校時代から病気で視力を失っていった。大学ではダンス競技に熱中。紆余(うよ)曲折を経て、卒業後にパラ競泳の世界に入った。

初出場のパラリンピックで3個のメダルを獲得。目標だった木村と肩を並べるまでになり、「この大会の力を感じた。道のりが長かったからこそ価値がある」と気持ちも新たに。今後はスペインに拠点を移し、さらに泳ぎを磨くプランを明かした。(了)

競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)の表彰式で銀メダルを手にする富田宇宙=3日、東京アクアティクスセンター競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)の表彰式で銀メダルを手にする富田宇宙=3日、東京アクアティクスセンター

競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)決勝を終え、抱き合う金メダルの木村敬一(左)と銀メダルの富田宇宙=3日、東京アクアティクスセンター競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)決勝を終え、抱き合う金メダルの木村敬一(左)と銀メダルの富田宇宙=3日、東京アクアティクスセンター

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