反響呼ぶ「七人七色」=谷真海「みんなちがっていい」〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

東京パラリンピックのトライアスロン女子の義足のアスリート、谷真海選手(39)=サントリー=が8月30日に自身のツイッターに投稿した写真が反響を呼んでいる。「みんなちがって、みんないい」(原文のまま)との言葉を添え、7人の選手が並ぶ一枚。ビートルズの有名なアルバム「アビーロード」のジャケット写真を模したショットだ。

青空の下、選手村の横断歩道で写真に写るのはトライアスロン日本代表の仲間たち。銀メダルに輝いた宇田秀生選手(NTT東日本・NTT西日本)は右腕がなく、46歳の土田和歌子選手(八千代工業)は車いすに乗る。義足を見せる選手がいるのに対して、谷選手は長ズボンをはいている。大会理念の一つ、「多様性と調和」を表現していると話題だ。

谷選手は2日の記者会見で写真の意図について、「気軽な気持ちで楽しく撮ったが、本当にいろいろな個性がある写真になった」と説明。東京五輪に出場した選手が同じ場所で写真撮影をしているのを知り、着想を得たという。3日時点で約2万8000の「いいね」がつき、リツイートは5000以上。「本当に大きな反響と共感でびっくりしている」と受け止める。

2013年国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終招致プレゼンテーションで、「スポーツの力」をテーマにスピーチ。以降も精力的に発信を続けてきた。招致成功に貢献した今大会を「ゴールではなくて大きな通過点でなくてはならない」と強調し、「パラリンピックには障害の有無、人種、国籍、文化、あらゆる違いを超える力があると信じている」。力を込めて言った。(了)

トライアスロン女子の谷真海選手が投稿した写真(谷選手のツイッターより)トライアスロン女子の谷真海選手が投稿した写真(谷選手のツイッターより)

トライアスロン女子(運動機能障害PTS5)、10位でゴールする谷真海=8月29日、お台場海浜公園トライアスロン女子(運動機能障害PTS5)、10位でゴールする谷真海=8月29日、お台場海浜公園

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