永田、安堵の銅=「何とか粘り通せた」―東京パラ〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

男子マラソン(上肢障害T46)の永田務(新潟県身体障害者団体連合会)は、粘りの走りで銅メダル。表彰台圏外に落ちた時間帯もあったが、終盤に盛り返した。胸をたたきながらゴールし、「何とか粘り通せた。最低限やり遂げられてほっとしている」と安堵(あんど)の笑み。

2010年に仕事中の事故で右腕に障害を負ったが、ウルトラマラソンや、山道を走るトレイルランニングの舞台で活躍してきた。19年からパラ陸上にも足を踏み入れ、20年にクラス分け認定を受けたが、コロナ禍で大会が相次いで中止に。今年2月のびわ湖毎日マラソンで公認記録を得てようやく大舞台への切符をつかみ、実力を証明した。

日本選手で初めてT46クラスのマラソンに出場し、メダルを獲得。37歳のマルチランナーは、「この競技を知って目指してくれたら、日本や競技全体のレベルも上がる。アピールの一つとして、第一歩を踏み込めたのは光栄」と語った。(了)

表彰式で銅メダルを掲げる、陸上男子マラソン(上肢障害T46)の永田務=5日、国立競技場表彰式で銅メダルを掲げる、陸上男子マラソン(上肢障害T46)の永田務=5日、国立競技場

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