息ぴったり金メダル=自由自在の里見、山崎ペア―東京パラ・バドミントン女子ダブルス〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

表彰台の真ん中で互いにメダルを掛け合った。女子ダブルス(車いすWH)を制し、シングルスと2冠の里見紗李奈(NTT都市開発)の目にはうっすら涙。シングルスは銅だった山崎悠麻(同)は「本当に夢みたい」と喜びに浸った。

車いすクラスのダブルスでは、コートの右と左で分担するペアが多い。しかし2人は、障害の程度が重い里見が集中的に狙われることを防ぐため、コート上を自由自在に動き回るスタイルを取り入れてきた。

結成して3年。息はぴったりだった。第1ゲームを落としても「強気だよ」と励まし合った。第2ゲームを粘り強く取り返すと、最終ゲームではミスが増えた中国ペアを一気に突き放した。里見は「穴を突かれることがほとんどなかった。私がつないで、悠麻さんが決めてくれる安心感があった」と振り返った。

以前はプレーの内容をめぐって関係がぎくしゃくしたこともあったそうだが、今大会は直前合宿も含めて「ちょうどいい距離感をつくれた」と10歳年上の山崎。里見は「やっぱり1人より、2人の方がいいな」。ほっとしたように話した。(了)

バドミントン女子ダブルス(車いすWH)決勝でプレーする里見紗李奈(右)、山崎悠麻組=5日、国立代々木競技場バドミントン女子ダブルス(車いすWH)決勝でプレーする里見紗李奈(右)、山崎悠麻組=5日、国立代々木競技場

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