河野氏、週内に出馬表明=高市氏は告示直前に―自民総裁選

政治・外交

河野太郎規制改革担当相(58)は5日、週内に自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明する方向で調整に入った。同氏周辺が明らかにした。安倍晋三前首相の支援を得て出馬の見通しが立った高市早苗前総務相(60)は告示直前の15日か16日に記者会見する意向だ。

総裁選は菅義偉首相の不出馬表明で構図が一変。岸田文雄前政調会長(64)が既に出馬を表明し、石破茂元幹事長(64)、野田聖子幹事長代行(61)も意欲的で、安倍前首相ら5人が争った2012年以来の混戦となる可能性がある。

関係者によると、河野氏は首相が退陣表明した3日以降、麻生太郎副総理兼財務相と断続的に協議。麻生氏は「派をまとめるのは難しい」としつつ「河野氏は麻生派の代表だ」と伝え、派としての支援も検討する考えを示唆した。

河野氏については、各派の中堅・若手議員の間で支持する声が出ている。首相も後押しする考えで、河野氏は麻生派を含む各派の支援も狙う。5日には竹下派幹部と会談し、出馬の意思を伝えた。河野氏周辺は「できる限り環境整備を進め、週内のしかるべき時期に出馬を表明する」と語った。

高市氏は5日、麻生派や竹下派幹部に電話するなど支持集めを続けた。記者会見では出馬を正式に表明し、「アベノミクス」継承を柱とする政策も発表する。

高市早苗前総務相(左)と河野太郎規制改革担当相高市早苗前総務相(左)と河野太郎規制改革担当相

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