橋本会長「一定のバー超えた」=組織委赤字へ、決算は来春―東京五輪・パラ〔パラリンピック〕

スポーツ 東京2020

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は6日、パラリンピック閉幕から一夜明けてメインプレスセンターで記者会見し、五輪を含む東京大会全体を振り返って「完全な形でやり遂げることはできなかった。私自身にとっては100%の成功だったとは言えないが、一定のバーは超えられたのではないかと思う」と総括した。

国内の新型コロナウイルス感染が再び拡大する中での開催となり、最大の懸案だったのはコロナ対策。規則集プレーブックの違反事例も少なくなく、選手と関係者の陽性確認は6日の組織委発表で計856人に。橋本会長は「東京大会が完全に成功したのか、しなかったのかに関しては、歴史が証明してくれると思っている」と述べた。

コロナ対策のためほぼ無観客の開催となったことで、900億円を見込んだチケット収入はほとんどなくなった。組織委の収支は赤字が見込まれており、武藤敏郎事務総長は負担について「収支が整わなければ今後、国と都、組織委の3者による協議で決まると考えている」との見解を示した。

最大約7000人まで増えた組織委の体制は今後縮小され、来年の解散へ向けて決算や記録保管などの残務を行う。武藤事務総長は決算について、仮設設備の解体や施設の原状回復などに時間がかかるため「来年4月以降になる」と話した。 (了)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長=8月16日、東京都中央区東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長=8月16日、東京都中央区

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