自宅療養中に死亡、都内32人=8月急増、30代も4人―新型コロナ

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東京都は7日、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に死亡した人が昨年12月から今年8月末までに32人いたことを明らかにした。このうち21人は、感染者が急増した8月に亡くなっており、都内の医療機関の病床逼迫(ひっぱく)が影響したとみられる。

都内の新規感染者は8月13日、5773人と過去最多を更新。同21日には自宅療養中や入院先を調整中の人が約4万人に達した。都議会の新型コロナ特別委員会に提出された資料によると、昨年12月以降の自宅療養中の死者は計32人。内訳は30、40代がそれぞれ4人、50代が9人、60代以上が15人だった。これとは別に、高齢者施設で療養中に亡くなった入所者も36人いた。

都幹部は同委の答弁で「デルタ株の感染では、軽症と判断されても急速に生死に関わるほど悪化するケースが出ている」と説明。自宅療養者の経過観察や往診などを手厚くしていく考えを示した。

同委では、4度目の緊急事態宣言が始まった7月12日から8月末にかけて、都内主要駅の周辺地域で午後8時までの営業時間短縮要請に応じた飲食店は全体の96.3%に上ったとの調査結果も報告された。都は「感染状況やワクチン接種の進捗(しんちょく)などを勘案し、感染対策の徹底が確認できた店舗に対し、酒類提供停止措置の緩和を検討する」としている。

東京都議会の新型コロナウイルス対策特別委員会=7日午後、東京都新宿区東京都議会の新型コロナウイルス対策特別委員会=7日午後、東京都新宿区

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