河野氏、原発再稼働を当面容認=総裁選へ軌道修正

政治・外交

自民党総裁選に立候補する意向の河野太郎規制改革担当相は8日、原発政策に関し「安全が確認された原発を再稼働していくのはカーボンニュートラルを目指す上である程度必要だ」と述べた。2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする政府目標を踏まえ、当面容認する立場を示したものだ。新型コロナウイルスのワクチン担当を続ける考えも示した。

東京都内で記者団の取材に応じた。河野氏は「脱原発」が持論。党内に言動を不安視する声が上がっているため、総裁選の支持拡大を狙い軌道修正を図ったとみられる。

河野氏は「再生可能エネルギーを最優先に取り入れるのが基本だが、足りないところは安全が確認された原発を当面使っていくことはある」と説明。その上で「いずれ原発はなくなっていくだろうが、あした、来年やめろと言うつもりではない」と強調した。

記者団の取材に応じる河野太郎規制改革担当相=8日午後、東京・永田町記者団の取材に応じる河野太郎規制改革担当相=8日午後、東京・永田町

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