対越関係強化を強調=日中閣僚、相次ぎハノイ訪問

政治・外交

【ハノイ時事】日本の岸信夫防衛相、中国の王毅国務委員兼外相が10日から12日にかけて、相次いでハノイを訪問し、ベトナムとの関係強化を互いにアピールした。「地政学的に東南アジアと東アジアが重なり合い、地域で重要な役割を果たす」(岸氏)と期待されるベトナムをめぐり、日中が積極的に外交戦略を展開した。

岸氏は11日、日越防衛相会談を開催。日本からの武器輸出を可能とする日越防衛装備品・技術移転協定の署名にこぎ着け、「両国の防衛協力が『新たな段階』に入った」と表明した。12日には、グエン・スアン・フック国家主席、ファム・ミン・チン首相を表敬訪問した。

王氏は10日、ファム・ビン・ミン副首相と2国間の定期会合を開催。新型コロナウイルスの流行封じ込めに苦戦するベトナムに、ワクチンを追加供与する考えを伝えた。11日には、グエン・フー・チョン共産党書記長らを表敬し、関係強化を強調した。

12日、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席(右)を表敬訪問した岸信夫防衛相12日、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席(右)を表敬訪問した岸信夫防衛相

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