みずほに業務改善命令=金融庁、システムを実質管理―障害多発で異例処分

政治・外交

金融庁は22日、今年に入りシステム障害が多発しているみずほ銀行と持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)に対し、銀行法に基づく業務改善命令を出した。システム更新計画の見直しや更新時の適切な管理態勢の確保を指示するなど、金融庁が関与を強めシステム運営を事実上管理する。継続中の検査の結果を待たずに行政処分に踏み切るのも異例だ。

金融庁がシステム障害で同行に改善命令を出すのは2002年、11年に次いで3回目。今回は、半年余りで障害を7回も繰り返しながら原因の完全解明に至らない事態を重く見た。

改善命令では、システム更新計画の見直しや態勢確保について、来月29日までに報告するよう命じた。年内の更新作業が対象で、金融庁のIT専門家と連携して再発防止を促す。

これを受け、同行とみずほFGは「システムの安定稼働を最優先に取り組む。ご迷惑をお掛けし改めておわび申し上げる」とのコメントを発表した。

みずほ銀行のシステム障害で、全店舗窓口での取引ができない状態になっていることを伝える店頭の張り紙=8月20日午前、東京都中央区みずほ銀行のシステム障害で、全店舗窓口での取引ができない状態になっていることを伝える店頭の張り紙=8月20日午前、東京都中央区

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