宇宙協力で作業部会=中ロの覇権拡大けん制―技術系奨学生制度を新設・日米豪印首脳

政治・外交

【ワシントン時事】米ホワイトハウスで24日午後(日本時間25日未明)に開かれる日米、オーストラリア、インド4カ国(通称クアッド)首脳会議で、各国首脳が新たに宇宙分野の作業部会立ち上げで合意することが分かった。米国の大学院に各国から技術系の学生を招請する奨学生プログラムも新設する。米政府高官が23日明らかにした。

同高官によると、宇宙部会では各国が持つ人工衛星や船舶の情報を共有する「海洋状況把握(MDA)」で協力を模索。漁船の違法操業の監視や、気候変動の予測・分析に活用する。中国やロシアが宇宙での軍事的影響力を増す中、クアッドが国際的なルール作りを主導し、中ロの覇権拡大をけん制する狙いも背景にあるとみられる。

テレビ会談に臨む日米豪印4カ国の首脳。右上は菅義偉首相=3月12日、首相官邸テレビ会談に臨む日米豪印4カ国の首脳。右上は菅義偉首相=3月12日、首相官邸

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