甘利幹事長で最終調整=岸田氏、1日に党役員人事

政治・外交

自民党の岸田文雄総裁は30日午前、幹事長に麻生派の甘利明党税調会長(72)を充てる方向で最終調整に入った。複数の党関係者が明らかにした。10月4日召集の臨時国会での首相指名選挙を経て新内閣が発足する見通しで、岸田氏は同1日に党役員人事を決定したい考えだ。

甘利氏は総裁選で岸田選対の顧問を務め、「岸田総裁」の実現に貢献。最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相との関係も良好だ。30日午前には衆院議員会館で、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と会談し、「党4役は今夜固める」と伝えた。

岸田氏は午前10時半すぎに党本部入り。人事について記者団に「いろいろと検討する」と述べるにとどめた。総裁選投開票から一夜明けた心境については「就任して活動を始めると、やることがいっぱいある。大変目まぐるしく活動を始めている」と話した。

岸田氏は同日昼の岸田派会合で「日本、自民党にとって正念場だ。国難を乗り越えるべく力を合わせていきたい」と訴えた。

各派は会合を開催。細田派の細田博之会長は、11月と見込まれる衆院選に触れ「岸田氏に協力して何とか勝たないといけない」と結束を呼び掛けた。

記者団の質問に答える自民党の岸田文雄総裁(右)=30日午前、東京・永田町の同党本部記者団の質問に答える自民党の岸田文雄総裁(右)=30日午前、東京・永田町の同党本部

記者団の質問に答える自民党の岸田文雄総裁=30日午前、東京・永田町の同党本部記者団の質問に答える自民党の岸田文雄総裁=30日午前、東京・永田町の同党本部

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