甘利氏の説明要求=金銭授受問題で―野党

政治・外交

自民党新執行部発足を受け、野党各党は1日、安倍政権時に金銭授受問題が発覚して閣僚を辞職した甘利明幹事長が疑惑払拭(ふっしょく)のための努力を尽くしていないとして、国会で説明責任を果たすよう求めた。

立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「表舞台に出られる以上、きちっと国民に説明された方がいい」と指摘。まずは衆院政治倫理審査会で説明するのが適当だとの考えを示した。

共産党の田村智子政策委員長は記者会見で「金権疑惑は説明しなくてもいいと露骨に示す人事で、安倍政治をこれからも続けるというメッセージだ」と強調。国民民主党の玉木雄一郎代表は「岸田氏の試金石は甘利氏にどれだけきちんと説明させるかだ。手腕が問われている」とけん制した。

一方、日本維新の会の松井一郎代表は「司法が捜査して結果が出ている。スキャンダル国会は国民が望んでいるのか」と、甘利氏を擁護した。

安住氏は1日、自民党の森山裕国対委員長と会談。森山氏は4日召集の臨時国会の会期を14日までの11日間とし、8日に新首相による所信表明演説を衆参両院の本会議で行う方針を伝えた。これに対し、安住氏は臨時国会では予算委員会を開催するよう重ねて求めた。

左から立憲民主党の安住淳国対委員長、共産党の田村智子政策委員長、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の松井一郎代表左から立憲民主党の安住淳国対委員長、共産党の田村智子政策委員長、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の松井一郎代表

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