組織拡大、女性参画を推進=芳野連合会長が就任会見

経済・ビジネス

労働組合の中央組織、連合の芳野友子会長は7日、東京都内で就任記者会見を開き、「現場の声をしっかりと受け止め、活動を広がりのあるものにしていきたい」と述べ、組織拡大に全力を挙げる方針を示した。その上で、「全体的な底上げを進めていきたい」と強調し、女性が多い非正規労働者の組織化や非正規から正規への雇用転換、最低賃金引き上げなどに取り組む考えを示した。

芳野氏は6日の定期大会で選出され、1989年の連合結成以来初の女性会長に就いた。連合の組合員は2021年で約700万人と、結成時の約800万人から減っており、組合員数の拡大が課題。コロナ禍で収入減に直面する非正規労働者の組織化に向け、芳野氏は「連合に入りたいと思われる運動をしていかなければならない」と語った。

連合組合員の女性比率は36%で、構成組織の女性役員比率は16%にとどまる。芳野氏は「(連合が策定した)『ジェンダー平等推進計画』を着実に進めていく」と女性の活躍も推進する考えだ。

22年春闘の方針については、「雇用を守ることを一丁目一番地に置いていかなければいけない。賃上げをどうしていくのかは、これからの議論になる」と述べるにとどめた。

就任に当たって記者会見する連合の芳野友子会長=7日午前、東京都千代田区就任に当たって記者会見する連合の芳野友子会長=7日午前、東京都千代田区

連合の新執行部。左から2人目が芳野友子会長=7日午前、東京都千代田区連合の新執行部。左から2人目が芳野友子会長=7日午前、東京都千代田区

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