金子総務相、一極集中是正「喫緊の課題」=携帯料金値下げに意欲―新閣僚インタビュー

政治・外交

金子恭之総務相は7日、時事通信などのインタビューで「東京一極集中の是正は喫緊の課題だ」とした上で、都市部の若者らが過疎地などに移住し地域振興に取り組む「地域おこし協力隊」の確保や、地方のデジタル化を推進する考えを強調した。携帯料金の引き下げに引き続き取り組む意欲も示した。主なやりとりは次の通り。

―地域活性化への取り組みは。

私のモットーは「地方の繁栄なくして、国の繁栄なし」。過疎、高齢化が進む地域社会の担い手が不足しており、都市部人材の地方回帰支援に取り組む。地域おこし協力隊のなり手確保に向け、予算の増額を要求しているので実現させたい。

―進めたい施策は。

地域の雇用創出、自治体間の連携強化、テレワークの導入支援などに取り組んでいきたい。高速大容量規格「5G」の整備を加速し、早期の全国展開に向けて取り組むとともに、地方からデジタルの実装を進める。地方と都市の差を縮め、岸田文雄首相が掲げる成長戦略の柱である「デジタル田園都市国家構想」の実現に努めていきたい。

―総務省幹部の接待問題への対応は。

第三者委員会の報告書では、行政がゆがめられたとの事実は確認できなかったが、信頼回復への方策について指摘をいただいた。重く受け止め、全力で取り組みたい。

―情報通信分野の課題は。

国際競争力の強化に向け、次世代の通信規格「6G」などの研究開発を強力に推進する。また、デジタル分野の経済安全保障にも関係省庁と連携して取り組む。

―携帯料金引き下げはどう進めるか。

前政権の重要施策として進められ、携帯各社から安い料金プランが提供された。この成果を国民に実感してもらうため、安い料金プランへの乗り換えをしやすくするとともに、料金の低廉化が進むよう、引き続き環境整備に取り組む。

インタビューに答える金子恭之総務相=7日午後、同省インタビューに答える金子恭之総務相=7日午後、同省

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