コロナ対策骨格、15日発表=新資本主義会議26日初会合―岸田首相【21衆院選】

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岸田文雄首相は14日夜、衆院解散を受けて首相官邸で記者会見に臨み、新型コロナウイルス対策の全体像の骨格を15日に発表すると明らかにした。「新しい資本主義実現会議」も同日設置し、初会合は26日に開く方向で調整している。首相は年内成立を目指す2021年度補正予算案に関し「数十兆円規模の総合的、大胆な経済対策を最優先で届ける」と語った。

首相はコロナ対策に関し「この夏の2倍程度の感染力にも対応可能な医療体制をつくる」と強調。公的病院のコロナ専用病床化を進めるとともに、コロナ病床として申告したものの実際は使用されなかった「幽霊病床」を「見える化」し、感染拡大時の病床稼働率を引き上げる方針を示した。

3回目のワクチン接種を12月に始め、経口治療薬の年内実用化を目指す。無料検査も拡大する。ワクチンと治療薬の安定供給に向け、国内での開発生産への支援を経済対策に盛り込むと説明した。

新型コロナの影響を受けた事業者に対し、地域や業種を問わず、来年3月までの事業継続の見通しが立つよう、持続化給付金並みの支援を継続する考えも示した。雇用調整助成金の特例は来年3月まで延長する。

首相肝煎りの「新しい資本主義実現会議」は自身が議長を務める。学識経験者らメンバーや検討課題を15日に発表する。デジタル改革、規制改革、行政改革を一体的に進める「デジタル臨時行政調査会」を発足させる方針も表明した。

記者会見する岸田文雄首相=14日午後、首相官邸(代表撮影)記者会見する岸田文雄首相=14日午後、首相官邸(代表撮影)

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