緊張感ある政治取り戻す=玉木雄一郎国民民主党代表【各党インタビュー】

政治・外交

国民民主党の玉木雄一郎代表は14日、時事通信のインタビューに応じた。主なやりとりは次の通り。

―衆院選の位置付けは。

約9年間続いてきた安倍・菅政権を総括する意義がある。アベノミクスなどいろいろやってきたが、実質賃金は下がり続けている。同じことを繰り返す岸田政権か、経済回復パッケージを示したわれわれの案か選択してもらう選挙だ。

―岸田政権の評価は。

岸田文雄首相は(自民党総裁選で)「所得倍増」と言いながら所信表明演説からは消えた。経済回復だと言いながら、具体的な金額も計画も何も明らかにしていない。

―衆院選の争点は。

与野党の勢力が拮抗(きっこう)して、緊張感のある政治を取り戻せるかどうかだ。聞かれたことに答えなかったり、公文書を改ざんしたりするような政治と決別することが一番大きい。そして、経済政策の転換だ。(安倍・菅政権と)同じことの繰り返しでは、衰退の流れを止められない。

―重点的に訴えたい政策は。

まず新型コロナウイルス感染拡大で傷ついた経済を回復させるための50兆円の緊急経済対策だ。一律10万円の現金給付、業種を問わない規模別事業支援をやりたい。中期計画として、デジタル・環境といった新しい分野と、(教育などの)人づくりにそれぞれ10年間で50兆円投資する。計150兆円の積極財政で、給料の上がる日本を取り戻す。

―獲得議席などの目標は。

全員当選に向けて努力する。勢力を拡大し、国民にとって必要な政策をより迅速に実現できる政治勢力になりたい。そして、自公政権を過半数に追い込むことも目標だ。とにかく1議席でも与野党の差を縮めたい。

―立憲民主党との連携は。

立民とは連合が推薦する候補者は共に応援することを決めている。その範囲の中で連携協力を進めていきたい。

―衆院選後の対応は。

選挙後の議席の割り振りを見定めないといけない。(立民と)連合を介して結んだ政策協定の実現に向け努力したい。自公政権には厳しく向き合うスタンスは変わらない。

インタビューに答える国民民主党の玉木雄一郎代表=14日午前、衆院議員会館インタビューに答える国民民主党の玉木雄一郎代表=14日午前、衆院議員会館

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