皇位継承、有識者会議尊重=辺野古移設「唯一の解決策」―松野官房長官インタビュー

政治・外交

松野博一官房長官は15日、時事通信などのインタビューに応じ、安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議を前政権から引き継ぐ考えを示した上で、「その議論の結果を尊重していきたい」と語った。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の方針に変わりがないことも強調した。主なやりとりは次の通り。

―皇位継承の有識者会議は結論をいつ出すのか。

国会の付帯決議に示された(安定的な皇位継承などの)課題は、菅政権で有識者会議が立ち上げられ、これまでしっかりとした議論が丁寧に重ねられてきた。スケジュールを含め、今後具体的にどのように会議を進めていくかは有識者会議で決める。有識者会議で行われる議論を見守っていきたい。国会への報告はしかるべきタイミングで考えることになる。

―北朝鮮による拉致問題の早期解決をどう進めるか。

2002年に5人の拉致被害者が帰国されてから本日(15日)で19年となる。それ以来、一人の拉致被害者の帰国も実現していない。いまだに多くの被害者の方々が北朝鮮に取り残されていることは痛恨の極みだ。拉致問題は岸田内閣の最重要課題で、官房長官兼拉致問題担当相として政府内の総合調整を行うとともに、国内外の啓発に力を入れていきたい。特に若い人向けの広報に注力したい。

―具体的に実現したい沖縄県の基地負担軽減策は。

日米同盟の抑止力維持と普天間飛行場の危険性除去を考えると、辺野古移設が唯一の解決策との考え方を持っている。私は公務、プライベートで沖縄に年1、2回は訪問している。基地負担軽減問題の担当相としても、また1人の沖縄ファンとしても、しっかりと大好きな沖縄の問題に取り組んでいきたい。

―手本としたい官房長官はいるか。どのような官房長官を目指すか。

特定の誰というよりもそれぞれの先輩方の事例をよく勉強し、自分のカラーに合ったやり方で進みたい。岸田文雄首相をはじめ、各省を所管する大臣が仕事をしやすい環境をつくっていくのが役目ではないかと考えている。

インタビューに答える松野博一官房長官=15日午後、首相官邸インタビューに答える松野博一官房長官=15日午後、首相官邸

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 政府・内閣 日本 沖縄 沖縄県