「政策実現力」訴える=山口那津男公明党代表【各党インタビュー】

政治・外交

公明党の山口那津男代表は15日、時事通信などのインタビューに応じた。主なやりとりは次の通り。

―衆院選の現状認識は。

早くから取り組みをスタートしたが、新型コロナウイルスで運動が大きく制約され、小選挙区9人当選と比例代表800万票の目標を達成するにはなかなか困難な状況もあった。コロナも少しずつ収まってきたので、総力を挙げたい。

―野党候補の一本化は。

一つの脅威だが、自公政権が安定して政策実現力があるとしっかり訴えることが大事だ。自公の枠組みは歴史ができたし、政権合意も明確にした。野党はそれぞれ主張が違っているように聞こえる。立憲民主党と共産党は閣外協力にとどめると言うが、国民民主党は閣外協力に否定的だ。どういう政権をつくるか分かりにくい。

―争点は。

公明党がコロナ治療薬と病床確保、ワクチン接種をリードしてきた実績と、コロナを乗り越える施策を訴える。ポストコロナで社会・経済活動をどう生み出すかが日本の再生につながる。

―勝敗ラインは。

与党で過半数が至上命令だ。

―安定多数や絶対安定多数は目指さないのか。

確実に得られるとは限らない。与党が政権を維持できることが重要であり、それが政治の安定につながる。1議席でも多く増やせるように全力を挙げたい。

―岸田政権の評価は。

菅政権と比べると支持はかなり回復したのでプラスになるが、風で選挙をするわけではない。(支持率が)上がったのは好材料だが、依存することなく自分自身の努力を重ねることが大事だ。

―財政問題については。

財政の持続可能性を保つことは極めて重要だ。わが党の「未来応援給付」は対象を絞っている。潜在的な消費意欲は高く、コロナが収束すれば消費行動に反映されることは十分期待できる。私蔵されるとの批判は公明党には当たらない。

―消費税の在り方は。

コロナで個人も企業も極めて弱り、再生のきっかけをつかもうとしている時に負担増の話をするのは国民のマインドを折ってしまう。中長期的な視野で責任を持って今後議論することが大切だ。

インタビューに答える公明党の山口那津男代表=15日午後、東京都新宿区の同党本部インタビューに答える公明党の山口那津男代表=15日午後、東京都新宿区の同党本部

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