与党、「立共共闘」批判=福山氏「閣外協力」と反論―衆院選【21衆院選】

政治・外交

与野党幹部は17日、NHKの討論番組で19日公示の衆院選に向け議論を交わした。与党は安全保障などの基本政策が異なる立憲民主、共産両党の候補一本化を批判し、衆院選は「体制選択選挙」だと主張。立共両党は野党が政権を獲得しても「限定的な閣外協力」にとどまると反論した。

自民党の甘利明幹事長は、立共の政策に関し「自衛隊に対する考え方が全く違い、(共産)新綱領は天皇制に極めて否定的だ」と指摘。野党政権が樹立されれば「政府の意思決定に共産党の考え方が入ってくる。体制選択選挙だと訴えなければならない」と語った。

公明党の石井啓一幹事長も「国の基本に関する課題で一致しないのに協力するのは理解できない」と非難。立民などを支援する連合の芳野友子会長が「共産党の閣外協力はあり得ない」と言及したことに触れ、「選挙目当てと言わざるを得ない」と断じた。

これに対し、立民の福山哲郎幹事長は「自民党は自衛隊を憲法違反と言っていた社会党と連立を組んだ」と強調。「(立民は)日米安保体制が基軸だ。共産は限定的な閣外協力だから安心いただきたい」と述べた。

共産の小池晃書記局長は「独自の政策や立場を政権に持ち込まない。懸念は当たらない」と説明。「問われるのは『政治とカネ』の問題を説明しない政権か、腐敗を一掃する政権かだ」として政権交代を目指す考えを示した。

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