対北朝鮮で声明出せず=弾道ミサイル発射―国連安保理

政治・外交

【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は20日午後(日本時間21日午前)、北朝鮮が19日に弾道ミサイルを発射したことを受け、非公開の緊急会合を開いた。ミサイル活動を活発化させた9月以降、北朝鮮情勢をめぐる安保理会合は3回目。過去2回に続き、今回も安保理全体としての声明は出なかった。

安保理外交筋によると、開催を要請した米英両国とフランスなどが北朝鮮を非難。一方、中国は米国による制裁緩和を要求するなど理事国間で意見が割れた。

トーマスグリーンフィールド米国連大使は会合前に記者会見し、北朝鮮が新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)だったと主張している今回の発射実験について、「複数の安保理決議に違反する」と強調。北朝鮮に対し「決議に従い、朝鮮半島の完全な非核化という目標に向けて持続的で実質的な対話に関与する時だ」と訴えた。

20日、米ニューヨークの国連本部で記者会見するトーマスグリーンフィールド米国連大使20日、米ニューヨークの国連本部で記者会見するトーマスグリーンフィールド米国連大使

北朝鮮の朝鮮国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試射=19日(朝鮮通信)北朝鮮の朝鮮国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試射=19日(朝鮮通信)

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