首相交代でも平和条約目指す=岸田氏「経験豊富」とロ大統領

政治・外交

【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は21日、日本で首相交代が続いても「日本とロシアの国民の関心は変わらない」と述べ、日本との平和条約締結を目指す姿勢を強調した。ただ、プーチン氏はかねて北方領土問題では譲歩せず、条約締結を目指す立場を堅持している。

南部ソチで開かれた内外のロシア専門家が参加する「バルダイ会議」で、日ロ関係について問われて答えた。プーチン氏は、両国民の関心の根幹を成しているのは「平和条約締結に至るまで最終的な解決を目指すこと」だと指摘。「日本の政界で人が代わっても、われわれはこれを目指す」と語った。

岸田文雄首相に関しては、今月7日に電話会談を行ったと述べた上で「非常に経験豊富な人物」と評価。対ロ外交に熱心だった安倍晋三元首相とも「政治的な意味でかなり近い」と話し、岸田氏が安倍氏の路線を継続することに期待を示した。

21日、ロシア南部ソチで開かれたバルダイ会議で発言するプーチン大統領(AFP時事)21日、ロシア南部ソチで開かれたバルダイ会議で発言するプーチン大統領(AFP時事)

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