共闘不発、立民困惑=路線継続も執行部に不満【21衆院選】

政治・外交

立憲民主党は公示前勢力の110から大幅議席増を目指したが、不発に終わった。共産党などと共闘態勢を構築して自信を持っていただけに、困惑の色を隠せない。枝野幸男代表は成果はあったとして来年夏の参院選でも共闘路線を継続する考えを示すものの、党内には不満がくすぶる。

「自民党が強いところでも接戦に持ち込めた。一定の成果があった」。枝野氏は31日夜の記者会見で、今回の野党共闘の意義をこう強調。「参院選でも(改選数1の)1人区は基本的に一緒だ」と表明した。

立民は共産党、国民民主党、れいわ新選組、社民党の4党と213選挙区で候補者を一本化して選挙戦に臨んだ。特に共産党とは、政権交代が実現した場合には「限定的な閣外からの協力」を得ると合意するなど、共闘をより深化させた。

しかし、政権交代とはほど遠い状況に、立民関係者は「競り勝てそうなところで競り負けた」と分析。枝野氏周辺は「共闘で接戦に持ち込めても勝ち切れなかったら意味がない。こんなのは初めてだ」と戸惑いの表情を浮かべた。

テレビ番組のインタビューに答える立憲民主党の枝野幸男代表=31日夜、東京都港区テレビ番組のインタビューに答える立憲民主党の枝野幸男代表=31日夜、東京都港区

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