岸田首相、COP会合へ2日出発=温室ガス削減、アジアで主導

政治・外交

岸田文雄首相は1日の記者会見で、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)首脳級会合に出席するため、2日に英北部グラスゴーに向けて出発すると明らかにした。アジア地域での温室効果ガス排出削減へ指導力を発揮していく考えを強調。会合に参加する首脳との個別会談も調整しており、首相として本格的な外交デビューの機会となる。

首相は会見で「アジア全体でのゼロエミッション(排出ゼロ)化に向け、わが国がリーダーシップを発揮していく」と述べるとともに、アジアでの排出量削減に向けた資金拠出にも言及。首脳級会合で具体的な内容を表明する見通しだ。

首相は、今月中旬までに決定する新たな経済対策に電気自動車(EV)の充電ステーション整備などクリーンエネルギー投資を柱の一つにする方針も示した。石炭火力に依存する日本への批判をかわす狙いがあるとみられる。

首相の外国訪問は就任後初めて。衆院選投開票直後で現地滞在も半日程度の強行日程となるが、欠席すれば「日本の存在感が薄れる」との懸念から出席を決めた。

衆院選投開票から一夜明け、記者会見で質問に答える岸田文雄首相(自民党総裁)=1日午後、東京・永田町の自民党本部衆院選投開票から一夜明け、記者会見で質問に答える岸田文雄首相(自民党総裁)=1日午後、東京・永田町の自民党本部

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