有名人死亡後に急増=20年後半の自殺者―政府白書

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2021年版の自殺対策白書では、20年後半に起きた自殺とみられる有名人2人の死亡による影響を分析した。自殺者数は報道後の2週間に男女とも急増しており、特に女性の増加幅が大きかった。

白書は「20年下半期の特徴の一つだった」と指摘。報道に影響されて自殺が増える「ウェルテル効果」があったとみている。

白書では、20年7月と9月に有名人2人の死亡が報じられた後の自殺者数の変化を分析した。男性俳優について報道があった7月18日から同31日までの自殺者数は、直前2週間の715人から925人に増加。女性俳優の死亡が報じられた9月27日から10月10日は、同813人から1079人に増えた。特に女性の増加率が45.3%と51.6%で、男性(21.2%、22.5%)より大幅に高かった。

いずれも全年代で自殺者数が増加。男性俳優では20代男女、女性俳優では40代男女の自殺者が特に増えた。

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