コロナ禍、がん診断9%減=20年、4万5000人見過ごしか―「早期に検診を」・協会など

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2020年に胃や大腸などの5部位でがんと診断された人が、新型コロナウイルス感染拡大前の19年比で9.2%減ったことが5日、日本対がん協会(東京都中央区)などの全国調査で分かった。緊急事態宣言に伴うがん検診の中止などが影響したとみられ、五つのがんで約4万5000人の見過ごしが推定されるという。同協会などは早期に検診を受けるよう求めている。

同協会や関連3学会は7~8月、全国のがん診療病院や大学病院など486施設にアンケートを実施。がん診断数や手術数などを尋ね、105施設から回答があった。

20年に胃、大腸、肺、乳、子宮頸(けい)の五つでがんと診断されたのは計8万660件で、19年より9.2%(8154件)減少した。減少幅は大きい順に、胃がん13.4%、大腸がん10.2%、乳がん8.2%、肺がん6.4%、子宮頸がん4.8%だった。

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