福井と滋賀、島根で一時猛烈な雨=長浜で高時川氾濫、東日本大雨警戒

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近畿付近から東海・関東沖に延びる前線に向かい、南西から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、5日午前は福井、滋賀、島根各県で一時、猛烈な雨が降った。気象庁は北陸と東海、関東甲信を中心に6日にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要。

国土交通省などは5日午前9時すぎに滋賀県長浜市木之本町川合付近で淀川水系の高時川が氾濫したと発表した。同市付近では午前6時半までの1時間に約90ミリの雨が降ったとの記録的短時間大雨情報が出されていた。

地元自治会長の男性によると、高時川左岸の道路と農地が冠水したが、人的被害の情報はないという。川沿いにあるガソリンスタンドの男性店主は「川の水量が今までで一番多い。短期間でこれほど増水したのは初めてで怖い」と話した。

福井県では午前5時ごろ以降に南越前町や敦賀市の付近で1時間雨量が約80ミリ、島根県では午前10時ごろ以降に津和野町や吉賀町の付近で約100ミリとの同情報が相次いで出された。福井、滋賀、島根、広島各県の一部には土砂災害警戒情報が発表された。

総務省消防庁の5日正午の発表によると、同日までの大雨により、床上・床下浸水などの住宅被害は新潟県で97棟、石川県で253棟、福井県で25棟となった。国交省によると、3日から5日午前11時までに氾濫した河川は青森県から滋賀県までの45河川に上った。

6日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、北陸120ミリ、東海100ミリ、関東甲信80ミリ。

氾濫した高時川の防災カメラ映像(滋賀県提供)氾濫した高時川の防災カメラ映像(滋賀県提供)

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