原発事故、賠償基準見直しへ=「故郷変容」など5項目検討―政府審査会

経済・ビジネス 政治・外交

東京電力福島第1原発事故を巡り、原子力損害賠償紛争審査会(会長・内田貴東大名誉教授)は10日、国の賠償基準「中間指針」を見直す方針を決めた。指針を上回る賠償額を認めた判決を分析した専門家の最終報告書を受け、「故郷喪失・変容による精神的損害」など5項目について論点を整理し、新たに類型化された損害を取り込む考えを示した。

現行指針では避難による精神的損害として、1人月額10万円の慰謝料を目安にしている。しかし、最高裁で今年3月、指針を上回る賠償を東電に命じる7件の二審判決が確定。地元からは指針見直しを求める声が強まっていた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 原子力 その他政策(社会面向け) 日本 東北 福島県