解放の久保田徹さん帰国=「言い表せないほど感謝」

社会

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで拘束後、解放されたドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(26)が18日朝、羽田空港着の飛行機で帰国した。支援者から花束を受け取った後、報道陣の取材に応じ、「解放に向けて常に尽力してくださった方々のおかげだ。本当に言葉では言い表せないほどの感謝を感じている」と時折言葉を詰まらせながら心境を語った。

午前6時20分すぎ、黒いTシャツを着た久保田さんが到着ロビーに姿を見せると、帰国を願い続けた支援者から「頑張ったね」「お疲れさま」とのねぎらいの声が上がった。

久保田さんは今年7月、国軍によるクーデターへの抗議デモを撮影中に拘束され、電子通信関連法や入国管理法違反などの罪で計10年の禁錮刑を言い渡された。

約3カ月半ぶりに解放され、帰国できたことに「まだ実感が湧かない」と久保田さん。収容先の刑務所では暴力などの不当な扱いは基本的になかったというが、「10年という判決の長さが重くのしかかっていた」と振り返った。拘束時の状況などについては「また改めて発表する機会を作りたい」と話した。

ミャンマーから帰国後、取材に応じるドキュメンタリー制作者の久保田徹さん=18日午前、東京・羽田空港ミャンマーから帰国後、取材に応じるドキュメンタリー制作者の久保田徹さん=18日午前、東京・羽田空港

ミャンマーから帰国し、支援者から花束を受け取るドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(中央)=18日午前、東京・羽田空港ミャンマーから帰国し、支援者から花束を受け取るドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(中央)=18日午前、東京・羽田空港

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