岸田首相、相次ぐ閣僚辞任を陳謝=総務相に松本剛明氏就任

政治・外交

岸田文雄首相は21日の衆院本会議で、葉梨康弘前法相と寺田稔前総務相が相次ぎ辞任したことについて「国会開会中に辞任する事態となったことは、誠に遺憾であり、任命責任を重く受け止めている」と陳謝した。20日に辞任した寺田氏の後任には、自民党の松本剛明元外相(63)が就任した。

首相は「政策に遅滞が生じないよう、政府一丸となって国政運営に取り組むことで、職責を果たしていく」と強調した。

山際大志郎前経済再生担当相も含め、1カ月足らずで閣僚3人が辞任する異例の事態。野党は一斉に反発しており、12月10日に会期末を迎える今国会の審議日程は、一段と窮屈になった。

首相は衆院本会議に先立ち、松本氏を首相官邸に呼んで起用を伝達。その後、記者団に「税制や情報通信、デジタル社会推進、行政改革など幅広い分野に精通し、閣僚経験もある」と理由を説明した。

松本氏は記者団に「大変重責だと思うが、しっかり負託に応えたい」と語った。

衆院本会議で閣僚の相次ぐ辞任について説明し、陳謝する岸田文雄首相(右手前)=21日午後、国会内衆院本会議で閣僚の相次ぐ辞任について説明し、陳謝する岸田文雄首相(右手前)=21日午後、国会内

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