新紙幣、発行へ準備着々=機器メーカーが読み取りテスト―日銀

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日銀は21日、2024年度上期に発行される新紙幣の見本券の読み取りテストを国立印刷局東京工場(東京都北区)で実施し、報道陣に初公開した。自動販売機や小売店のレジで紙幣を読み取る機器のメーカーが、新紙幣の識別に必要なデータの採取や機器の動作確認を実施。日銀の菅野浩之発券局長は、「6月から新券の量産を開始するなど、改刷に向けた準備は順調に進んでいる」と語った。

テストは1月に開始し、これまでに29社1団体が参加。3回目となる今回はデザインが刷新された1万円札(肖像は渋沢栄一)、5千円札(同津田梅子)、千円札(同北里柴三郎)の3種類の見本券を使い、読み取り機器が正しく作動するか検証した。

新紙幣は偽造防止のため、お札を傾けると肖像の人物が浮き上がって見える3Dホログラムを銀行券としては世界で初めて採用した。見本券は23年春から、日銀の貨幣博物館(東京都中央区)や金融資料館(北海道小樽市)で一般公開する予定だ。

報道公開された、デモ機による新紙幣の読み取り検査=21日午前、東京都北区報道公開された、デモ機による新紙幣の読み取り検査=21日午前、東京都北区

報道公開された、デモ機による新紙幣の読み取り検査=21日午前、東京都北区報道公開された、デモ機による新紙幣の読み取り検査=21日午前、東京都北区

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