自民・岸衆院議員が辞職検討=山口「ダブル」補選の公算

政治・外交

自民党の岸信夫前防衛相(63)=衆院山口2区=は近く議員を辞職する検討に入った。複数の党関係者が14日、明らかにした。山口県では岸氏の実兄である安倍晋三元首相の死去に伴う衆院4区の補欠選挙に加え、衆院2区補選も4月23日に行われる公算が大きくなった。

岸氏は現在、首相補佐官を務める。かねて健康状態が不安視されており、昨年12月、次期衆院選に出馬せず、長男を後継にしたいと地元後援会に伝達。その際、記者団に「(残り任期は)しっかり務めたい」と語っていた。

衆院小選挙区の「10増10減」に伴い、山口県では次の総選挙から小選挙区が4から3に減る。岸氏が任期途中の辞職を検討する背景には、現職ではない長男が今後本格化する候補者調整で不利な立場にならないようにする狙いもあるとみられている。

岸信夫首相補佐官(自民党衆院議員)=2022年12月10日、広島市岸信夫首相補佐官(自民党衆院議員)=2022年12月10日、広島市

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