元徴用工「当局間で努力」=韓国解決案、論評せず―岸田首相内外会見
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【ワシントン時事】岸田文雄首相は14日(日本時間15日)、訪問先の米ワシントンで内外記者会見を行った。韓国政府が元徴用工問題を巡り、日本企業の賠償金を韓国側が肩代わりする解決案を公表したことに関し、「コメントは控える」と論評を避けた上で、「早期解決を図る首脳間の合意があり、外交当局の努力を続けてもらいたい」と強調した。
首相は今後の日韓関係について「健全な形に戻し、さらに発展させるため、引き続き緊密に意思疎通を図りたい」と表明。同時に、「1965年の国交正常化以来築いてきた友好関係の基盤」に沿う必要があるとし、徴用工問題などは同年の日韓請求権協定で解決済みとの立場は譲らない方針を改めて示した。
欧米5カ国歴訪を終え、内外記者会見に臨む岸田文雄首相=14日、米ワシントン(AFP時事)
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