「ONI~神々山のおなり」2冠=堤大介監督、日米に拠点―米アニー賞
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【ロサンゼルス時事】優れたアニメ作品を表彰する第50回米アニー賞(国際アニメ映画協会主催)の授賞式が25日夜(日本時間26日午後)開かれ、長編アニメ「ONI~神々山のおなり」(堤大介監督)が2冠に輝いた。湯浅政明監督の「犬王」は、長編インディペンデント作品賞を逃した。
ONIはノミネートされた6部門のうち、いずれもテレビ・配信作品を対象とした限定シリーズ作品賞とプロダクションデザイン(作品美術)賞を手にした。この作品は、神々や妖怪がすむ山で暮らす、おてんばな娘とへんてこな父の姿を描いた。
堤監督は米アニメ制作会社ピクサー・アニメーション・スタジオを退社し、2014年に米トンコハウスを設立した。独立後初めての長編アニメでの受賞に、「人々が集い、自らの物語を話せる場所をつくりたかった。夢のプロジェクトが結実した」とほほ笑んだ。トンコハウスは、日本では金沢市にスタジオを設けている。
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