1月の外食売上高、15.3%増=値上げや行動制限緩和で

経済・ビジネス

日本フードサービス協会が27日発表した1月の外食産業売上高(新規店を含む全店ベース)は、前年同月比15.3%増加した。値上げの効果に加え、飲食店の営業制限がなかったことなどで14カ月連続のプラス。コロナ禍前の19年同月比でも4.2%増だが客数は9割程度とみられ、同協会は「外食企業の経営状況は厳しい」と指摘している。

業態別では、ファストフードは前年同月比10.2%増で、テークアウトやデリバリー、期間限定商品などが好調だった。ファミリーレストランも行動制限が緩和されて正月を迎えたため、家族客が増えて19.6%増となった。

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